オーディオテクニカ｜audio-technica レコ−ドプレ−ヤ− AT-LP7JP [フォノイコライザー内蔵][ATLP7JP]

■接合楕円針VMカートリッジVM520EB＋アルミニウム製ヘッドシェルAT-HS10を搭載。
・情報量の多い楕円針を標準装備し、付属のカートリッジでも豊かな高音質再生。
・軽量のアルミニウム製ヘッドシェルで振動を抑制。
・ネジ止め作業不要のヘッドシェル付きのカートリッジ。
・交換針によるグレードアップが可能。
■1960?70年代の設計を継承した当社独自のJ字型ユニバーサル式トーンアーム。
・さまざまなカートリッジに対応する、高さ調整機構付き。
■回転精度の高いベルトドライブ方式。
・スピードセンサーでプラッターの回転速度を検知し、安定した回転を保持。
・33/45回転を切替可能。
■20mm厚の切削ポリオキシメチレン(POM)製プラッター。
・ポリオキシメチレン(POM)：耐磨耗性と高い剛性で、機械的特性に優れたエンジニアリング・プラスチック。
・高質量で安定した回転をキープ。
・不要な反響の少ない、優れたダンピング性能を実現。
■不要振動を抑制する40mm厚の高剛性MDFシャーシを採用。
・モーターなどによる不要振動の伝播を抑制し、安定した再生環境をサポート。
■高音質フォノアンプ内蔵。
・内蔵フォノイコライザーでPHONO/LINEを選択可能。
・MM(VM)/MC型カートリッジ切換スイッチ搭載。
■ACアダプター採用の外部電源方式によりノイズの少ない回路設計。
・カートリッジからの音楽信号をピュアなまま伝送。
■高さ調整機構を備えたインシュレーター。
■着脱式のダストカバー付属。
「AT-LP7」はフォノイコライザー内蔵のレコードプレーヤー。
1960 - 70年代の設計を踏襲したJ字のスタティック・バランス型トーンアーム、ヘッドシェルは「AT-HS10」、カートリッジはVM型「VM520EB」を標準装備する。
MM/MC型の両対応で、ゲインはMMで36dB、MCで56dBと固定。
イコライザーをスルーしてフォノ出力も可能。
内蔵イコライザーで聴くと、S/Nも十分で音調は意外にも骨太。
バロックはチェンバロなど分離が良く、深く沈むコントラバスもくっきりと鳴る。
ピアノは明瞭なタッチで、低音部はずっしりとした手応えを持つ。
弱音部も痩せず、オーケストラでは広いダイナミズムに対応。
豊かな音数と低歪みが基本性能の高さを示す。
マイクロリニア針の「VMN540ML」では高域が伸びて解像度も向上、低域も引き締まる。
ピアノのタッチは肉質感が高まり、バロックでは楽器同士の濁りや滲みもない。
MC型「AT-F2」を使うと音数が増し、彫り深く緻密に再現。
ラックスマン最上位プリメイン「L-509AX」のMC対応フォノ入力にもしっかり対応する。
様々なグレードアップを試したくなる高コスパなプレーヤーだ。
文：井上千岳※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。
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